おーちゃんの今日もラジコン日和

作るの9割走るの1割、ときどきDIY

ワイルドミニ四駆ラジコン化(ハイラックスモンスターレーサーJr.)

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工作大好き、おーちゃんです。今日はワイルドミニ四駆のラジコン化について製作過程を紹介したいと思います。

メカとバッテリーはwltoys k989から取り外したものを使います。

1.シャーシの切断
おーちゃんの工作技術では四駆を維持したままの改造はムリなので後輪駆動にするため、シャーシとギヤカバーのフロント部分を切断します。上が切断前、下が切断後です(仮組みでタイヤとの干渉がみつかったので実際にはもう少しカットしています。)。
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2.上下デッキの製作
アップライトの軸を支える上下のデッキを2㎜厚のプラボードから切り出します。四角い穴はサーボのコードを通す用です。
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3.サーボマウントの製作
搭載する小型サーボの大きさに合わせてプラボードを切り出し、上下デッキと接続するための5㎜角棒を接着します。
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4.ステアリングパーツの製作
アップライトの材料は100均で買ったハンコのフタです。ホイールの軸を通す穴とステアリングの軸を通す穴をあけます。それと垂直の位置にもうひとつ穴をあけ、ピロボールを取り付けます。

写真ではステアリング軸の穴にハトメをはめていますが、今回は軸にサスシャフトを使ったのでハトメは使いませんでした。軸を3㎜ネジでやる場合はアップライトが磨耗しないようにハトメをはめます。

アップライトの内部には1260ボールベアリングを仕込みます。ホイールの軸が6㎜なのでピッタリです。外径はちょっと小さいので巻き物をして調整します。

ステアリングロッドは中央にプラボードで作ったパーツを通します。このパーツの隙間にサーボホーンに付けたネジを通すことになります。
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5.リヤホイール(右)の加工
ギヤのついていないホイールをフロントに2本使いたいので、本来は左フロントに使うギヤつきのホイールを写真のように加工します。左が加工前、右が加工後です。
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6.モーターのノイズ対策
モーターからのノイズでメカが誤作動することがあるので、ノイズキラーコンデンサーを取り付けます(シャーシに組んだあとの写真なので見づらくてすみません。)。
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7.仮組み・塗装
仮組みをして、上下のデッキとシャーシを固定するためのネジ穴をあけます。また自作パーツは白いままだとおもちゃっぽい(おもちゃですが。。。)ので黒で塗装します。
(写真撮るの忘れました。)

8.本組み
上下のデッキとサーボマウントを接着します。アッパーデッキとシャーシはビス止めです。前の穴には長いビスを通してロワデッキもビス止めすると、より安定します。
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ステアリングの軸には1/10RC用のサスシャフトを使い、ボールペンのスプリングでサスペンションにしました。
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9.メカ積み・走行テスト
メカとバッテリーは両面テープで固定します。ビスの頭がジャマなので、プラボードの切れ端をスペーサーにして高さを調整します。
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10.完成!
ボディを載せて完成です。ステアリングの切れ角によってはタイヤとボディキャッチが干渉するので、その場合はボディキャッチの前側をカットします。
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ハイラックスモンスターレーサーJr.のほかニッサンキングキャブJr.も無加工でボディが載ることを確認しています。あとはシールを貼るなり、塗装するなりご自由に。

フォルクスワーゲンニュービートルRC化(その1)

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先日、次の工作の素材を探していたところ、ヤフオクで見つけたタミヤの1/24モーターライズキットです。

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さすが世界のタミヤ模型。電子基盤とかなしでプラモデルが8の字走行しちゃいます!からくり人形ってこんな感じなのかなぁ?

単4電池一本でまったりと走るニュービートルも可かわいくて楽しいけど、改造大好きのおーちゃん、やっぱりこれもRC化したくなりました。

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モーターライズキットで元々ステアリング機能つきなので改造は簡単でした。切れ角を大きくするためタイヤと干渉する部分のシャーシを削って、ステアリングロッドを押さえるパーツを作るくらいです。

サーボとバッテリーは両面テープでの固定で充分なのですが、雰囲気を出すためにバッテリーストッパー兼メカデッキを作ってみました。

走行テスト。うん、ちゃんと走ります。ボディがまだなので全開走行はお預けです。ここで全開走行させて壊しちゃったらボディを作る気力がなくなりますから。

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ボディはレッドブルのサンプリングカーを目指します。箱絵は青なのに開けてみると真っ赤だったボディを白➡マイカブルーでスプレーしたところで今日は時間切れです。

塗装は苦手なのに、レッドブルなんてできるかなぁ。(その2につづく)

ワイルドミニ四駆ラジコン化

今週のお題「何して遊んだ?」

こんばんは。おーちゃんです。

息子が一足先にラジコン卒業しそうです。自宅の庭でお父さんと遊んでいるところを友達に見られると恥ずかしい年頃になってきたみたいです。

キャンプ場とかなら、まだ遊んでくれるのですが家ではだんだん遊んでくれなくなりました。

いい歳したオジサンが庭で一人「行けーっファイヤードラゴン!」とかできないので、室内でできる遊びとして前から気になっていた、ワイルドミニ四駆のラジコン化に挑戦してみました。

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選んだマシンはよりにもよってマンモスダンプ。メカの搭載スペースが狭すぎます。仕方がないので荷台に載せてみたら、何かの機材を積んだ感じに仕上がりました。これには息子も喜んでくれました。

そう言えば、子どもの頃もプラモデルのラジコン化、やったなあ。当時、中嶋悟の日本人初のF1フル参戦でブームだったから、どうしてもF1のラジコンが欲しくて。

まだ、初代タムテックもフォーミュラーカーが発売される前だったので、ポルシェかなんかを使ったのかなあ。

FRP板を切り出してシャーシを自作して、タムテックのステアリングパーツと駆動系を移植しました。そこにウィリアムズのプラモデルのボディを載せて遊んでいました。

100円ライターをバラしたものをシャーシに組み込んで、路面で擦ったら火花が散る仕掛けも作りました。

懐かしいなあ。

ワイルドミニ四駆のラジコン化については、後日、製作過程を紹介してみたいと思っています。

タミヤ TA01 ファイヤードラゴン仕様

おーちゃんの現在の愛車、TA01ファイヤードラゴン仕様です。

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息子の「こんなの遅いからつまんない。」というトイラジへの不満から始まった、おーちゃんのラジコンライフ。最初はCC01三菱パジェロからでした。

息子はTT02Tサンドシェイカー、おーちゃんはハンデとして本来はクローラーとして楽しむCC01。ところが子どもの上達はとても早く、おーちゃん全然勝てなくなりました。

特に「バッテリーの持ちが悪い。」と息子がぼやくのでサンドをフルベアリングにしてからは、からっきしです。

そこで、CC01ローライドカスタムキットを購入し車高を下げてピニオンギヤを大きくすることで、オンロードでの勝負は互角に持ち込みました。

息子が今度は「カーブで安定しない。」と言うのでサンドのサスペンションをオイルダンパーに交換してやると、CCではオンもオフも勝てなくなりました。

そこで禁断のオトナ技。お金にものを言わせてのマシンチェンジです。TA01を購入しました。といっても中古です。

古いシャーシを分解・洗浄して再組立。不具合の大きなパーツは新品に交換。モーターもスポーツチューンにしました。

ラジコンボーイの車剛(のマシンたち)に憧れていたおーちゃん、ボディは当然スーパードラゴンでしょ!と思ったのですが残念ながらヤフオクで15000円はちょっとムリ。

代わりにファイヤードラゴンを2980円で落札。スーパードラゴン風にトップを白くサイドはファイヤーなので赤く塗り分けました。

シルバーも少し入れてみたらウルトラマンみたくなっちゃいましたが、息子が「カッコいい!」って言ってくれたので良しとします。

その後、調子に乗ってアルミサスアームやアップライト、FRPシャーシまで購入し、現在の姿になりました。アルミチェーンは自作です。

結局、中古で買ったときからのパーツは前後のドッグボーンくらいになっちゃいました。最初から新品で買った方が安かったなぁ。

ちなみに、息子との勝負は互角です。お金をかけてもウデがなければダメですね。。。

レッドブルサンプリングカー仕様

ラジコン大好き、特につくるのが大好きなおーちゃんです。

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ラジコン好きの人にはいろいろとタイプがあって、①レースでの勝利に執念を燃やすドライバーさん。
②本物思考のモデラーさん。
③改造大好きなメカニックさん。

それぞれその道を極めていらっしゃる方や①~③の中間の方などあるかと思いますが、おーちゃんは②と③の間くらいでしょうか。

子どもの頃、新しいマシンはもちろん、スペアパーツも満足には買えなかったので、壊れた部品は出来る限り自分で直していました。

その後、ボディだけ買って新車気分を味わったり、好きなボディに合わせて、シャーシを伸ばしたり縮めたり、徐々に工作の幅を広げていきました。

冒頭の写真は、ラジコンライフ復活からしばらくして作成した、タミヤM03ミニクーパー2006Sレッドブルサンプリングカー仕様です。

昔から塗装は全然上達しませんが、個人的にはお気に入りの一台です。

次の作品のための資金が必要で手放してしまいました。大事にしてくれているとうれしいな。

ラジコンボーイに憧れて

はじめまして、おーちゃんです。

「こんなの遅いからつまんない。」小学4年の息子が自分のお小遣いで買ったトイラジを走らせた時の感想です。

おーちゃんチャーンス!
「じゃあお父さんが子どもの頃遊んでた、もっとスピードでるやつ作ってみるか?」

トイラジとホビラジの違いを説明し、Amazonでポチッ。ヨメには「競争相手がいないと息子っち一人じゃつまんないじゃん」とかなんとか言って自分の分もポチッ。

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ラジコンボーイおーちゃんの復活です。
小学5年のときにお年玉を全部つぎ込んで買ったワイルドウイリスを思い出します。

あの頃はオプションパーツを買うお金もなく、ボールベアリングの効果も知らないので、どノーマルです。

当然、急速充電器なんて買えませんから、土曜日の夜に充電し、日曜日の朝イチで5分走らせたらまた充電。夕方までマシンの整備をしてまた5分走らせる。この計10分がおーちゃん少年にとって至福の時でした。

しかし、その日は突然やってきます。ウイリスが走りません。モーターは回るのに前にも後ろにも進みません。

ギヤボックスを開けてみると、ピニオンとスパーがすり減って使い物になりません。スペアパーツを買いたくても田舎にはそんなお店はありません。おーちゃん少年は途方に暮れます。

あの頃のキットは今と違って、ピニオンギヤごとのモーターマウントの穴なんてなかったし、ネジロック剤も使わずに小学生の力で締めたネジなんてすぐに緩んだんでしょうね。

完全にダメになる前に異音がしたはずですが、おーちゃん少年は走らせることに夢中で気がつかなかったか、気がついていても走らせたい気持ちの方が勝ってたんでしょうね。

悲しい思い出です。。。
あれからン十年、息子が発したトイラジへの不満から、おーちゃんのラジコンライフ復活です。

次回からは、最近の作品を少しずつ紹介させていただこうと思います。お休みなさい。