おーちゃんの今日もラジコン日和

作るの9割走るの1割、ときどきDIY

アリイ1/20ハリケーンRC化(その2・駆動系、ステアリングパーツの加工)

タミヤのホットショット風に仕上げたいアリイのハリケーン。シャーシにも一部塗装が必要なことが判明したため、工作の手順が難しくなりました。

1/10RCはボディの塗装しかやったことないし、プラモデルも完成後に筆塗りできる箇所くらいしかやってこなかったので、組み立て途中に塗装する手順を考えるのおーちゃんとても苦手です。うまくいくといいのですが。

1.ノイズ対策
プラモデルをRC化するにあたって、モーターからのノイズ対策は必須です。モーターにノイズキラーコンデンサーをハンダ付けします。
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2.ギヤボックスの加工
このキットのモーターはビス止めではなく、ギヤボックスで挟んで固定するタイプなのでコンデンサーのスペースを確保するための加工が必要です。
加工前
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加工後
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と、ここでマフラーとエンジンのパーツが出てきました。1/10RCにはあまりない形だけのパーツです。せっかくなのでシルバーで塗装しました。ついでにホイールもシルバーで。
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3.駆動系の組み立て
塗料が乾燥したので、ギヤボックスなど駆動系を組み立てます。パーツの合いが悪いところを少し削ってやる必要がありましたが、コンデンサーのスペースはバッチリでした。
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4.ステアリングパーツの加工
キット標準だと左右のアップライトをプラスチック製のタイロッドで繋ぐ方式です。ステアリング機能のあるプラモデルやトイラジでは一般的な仕組みです。
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タイロッドだけ加工する方法も考えましたが、それだとちょっとおもちゃっぽいので(おもちゃなのですが・・・)ピロボール&アジャスターロッドでホビラジ仕様にしてみました。
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アップライト緊張したぁ。古いキットなので失敗してもスペアパーツなんて無いし、修復も難しいパーツなのでかなり慎重に作業しました。

5.ステアリング周りの組み立て
加工したパーツとサスアームなどを組み立てます。稼働部分にはシリコンスプレーを吹いたのでベアリングなしでもスルスルです。サーボはTurnigyのTgy1551Aです。
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ちなみに乾電池による駆動系の動作確認は良好でした。駆動系が出来上がると早く走らせたくてウズウズします。子どもの頃はその誘惑に負けていつも一気に組み上げていました。その結果、塗装をしない作品が多くなるので、なかなか塗装が上達しませんでした。

今もその誘惑に負けそうですが、今回の目的はホットショット風なのでガマンします。
(その3につづく)

アリイ1/20ハリケーンRC化(その1・パーツチェック)

天気のいい日は外で息子と草レース。雨の日は家でマシンのメンテナンス、改造、レストア等。今日もラジコン日和のおーちゃんです。

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以前ヤフオクでゲットした旧有井製作所(現マイクロエース)のモーターライズキット、ハリケーンです。おーちゃんこれもラジコン化しようと企んでいます。

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「ライバルに差をつける9のメカニズム」いいですねぇ、でもコレ、プラモデルです。ライバルに差をつけるほど走ったら、どこか遠くに行っちゃいます。

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箱に傷みがありましたし、かなり古いキットなので心配でしたが、中身のほうは大丈夫そうです。タイヤがちょっと心配かなぁ。

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ラジコン化するにあたって、どこをどう改造するか、取説とパーツを見ながら色々と思案するこの時間、おーちゃんは結構好きです。

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おろろ?モーターがない。忘れてたぁ、タミヤ以外のメーカーはモーター別売りが普通だった。別で買うとなると、イイやつ買うか普通のにするか迷うなぁ。

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気を取り直してパーツチェックの続き。モーターはビス止めではなく、ギヤボックスで挟んで固定するタイプ。コンデンサーを取り付けるスペースが厳しいか?

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ステアリング周りは、このままでも行けそうかな。ラジコン化の肝になるところなので、作りやすそうなのは助かります。

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キット標準だとシャーシの裏から単3電池を4本入れる仕組み。このスペースを使ってメカとバッテリーを収めたい。

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ボディは・・・ん?どこかで見たような形。あっ、ホットショット!パイプフレームはギャロップ?これはパクリか!?いえいえ、すばらしい模倣です。

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ホットショットと言えば1980年代の子ども達にとって憧れのマシン。おーちゃんはミニ四駆しか買えませんでした。ギャロップの4WDSも画期的でした。それが(それっぽいものが)格安でゲットできたのだからアリイ万歳です。

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これはホットショット"風"で決まりだね。って、あれれ?箱絵と実物だとなんだかイメージが違う。色はともかく、ボディがかなり薄っぺらい。・・・ナルホド。シャーシにも一部塗装しなければならないのね。

シャーシにも塗装するとなると、仮組み➡バラシ➡塗装➡再組立かぁ。ちょっと面倒だけど憧れのホットショット"風"が手に入るんだからガンバロー!!
(その2につづく)

フォルクスワーゲンニュービートルRC化(その3・完成!)

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ニュービートル完成しました!
ボディの塗装は完全なる素人作品でアップには耐えられない場所がいっぱいですが、目的はプラモデルのラジコン化なのでボディの出来は二の次です。

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ハンドル操作は、ステアリングロッドを90度捻ってU字部分を起き上がらせ、そこにサーボホーンに取り付けたネジを通す仕組みにしました。
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ステアリングロッドは、プラボードから切り出したパーツを重ねた隙間に通して固定しました。黒く塗装したら写真ではどれがそのパーツかわからないですね?

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外からは見えませんがモーターにコンデンサーを取り付けてノイズ対策を施してあります。モーターは普通のFA130です。

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メカ類は両面テープでの固定で十分ですが、雰囲気を出すためにバッテリーストッパー兼メカデッキをプラボードで製作してシルバーで塗装しました。

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ボディはレッドブルのサンプリングカー仕様です。色々と失敗したところもありますが、ラジコンは走ってナンボなので雰囲気が出ていれば良しとします。


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使用したメカ類はwltoysの1/28レディセットから取り外したものです。レース向きかはわかりませんが、おーちゃんは作るの9割、走るの1割くらいなので全然OKです。


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走行テスト
ほほっ、なかなかイイ感じ。元がプラモデルなのでデフもサスもないから初代タムテックや京商ミニッツのような走りはムリだけど、遊びの幅は確実に広がりました。

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完成!
無事に走ることが確認できたら、おーちゃんはそれで満足です。次回作ができるまではどこかに飾っておこうと思います。

1/1エアロアバンテ

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写真はトヨタのイベントの時に展示されていた実車エアロアバンテです。

タミヤとのコラボイベントでミニ四駆がもらえたりラジコン体験ができるって話だったので息子と二人で行って来ました。

ミニ四駆エアロアバンテとパンダのやつを貰いました。

ラジコン体験は車庫入れゲームで息子が一番のタイムを出しました!

どおりで最近レースしてもおーちゃん勝てない訳だ。

フォルクスワーゲンニュービートルRC化(その2)

前回、白サフ➡マイカブルーの塗装を終えたニュービートル。ようやく作業再開です。目指すはレッドブルのサンプリングカーです。
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1.マスキング
ネットで仕入れた画像などを参考にブルーで残す部分をマスキングします。
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2.シルバーで塗装
ポリカボディの塗装はラジコン復帰後にも何回かやりましたが、プラボディへの塗装はウン十年ぶりです。マスキングを剥がすのがコワイです。
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塗装が苦手なおーちゃんの割りには良くできたと思います。
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3.クリアパーツの塗装
窓枠を黒、窓ガラスをスモークで塗装しました。気になるところもありますが、ヘタにさわると余計に汚くしそうなので、そのままにします。
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4.ボディの組み立て
窓やライトなどクリアパーツをボディに接着します。だんだんそれっぽくなってきました。
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5.シールの製作・貼付
Red Bullのロゴと赤い牛はネットでみつけた画像などをシール台紙にコピーしました。厚みが少し気になりますが、良いことにします。

日本の仕様のサンプリングカーって、ナンバーが全て「283」で統一されているって知っていました?
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色々と失敗してるけど、写真で見る分にはまあまあかな?あとはハッチに背負わせる缶をどうやって作るかだなぁ。(その3・完成!につづく)

オペルベクトラ ツインモーター仕様

プレミアムフライデーもラジコン日和のおーちゃんです。写真はタミヤのFF01とTA01(TA02だったかな?)を合体させたオペルベクトラのツインモーター仕様です。
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FF01とTA01、02はシャーシの構造が同じなので、お互いの駆動系をポン付けするだけです。あとはアンプとモーターを繋ぐコードを二股にするだけです。
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改造と言うほどのものではありませんが、改造大好きおーちゃんが以前に製作した一台です。これも次の工作の資金のために手放しました。

ちょっとは周りから注目されていたら、うれしいなぁ。

ワイルドミニ四駆ラジコン化(ハイラックスモンスターレーサーJr.)

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工作大好き、おーちゃんです。今日はワイルドミニ四駆のラジコン化について製作過程を紹介したいと思います。

メカとバッテリーはwltoys k989から取り外したものを使います。

1.シャーシの切断
おーちゃんの工作技術では四駆を維持したままの改造はムリなので後輪駆動にするため、シャーシとギヤカバーのフロント部分を切断します。上が切断前、下が切断後です(仮組みでタイヤとの干渉がみつかったので実際にはもう少しカットしています。)。
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2.上下デッキの製作
アップライトの軸を支える上下のデッキを2㎜厚のプラボードから切り出します。四角い穴はサーボのコードを通す用です。
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3.サーボマウントの製作
搭載する小型サーボの大きさに合わせてプラボードを切り出し、上下デッキと接続するための5㎜角棒を接着します。
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4.ステアリングパーツの製作
アップライトの材料は100均で買ったハンコのフタです。ホイールの軸を通す穴とステアリングの軸を通す穴をあけます。それと垂直の位置にもうひとつ穴をあけ、ピロボールを取り付けます。

写真ではステアリング軸の穴にハトメをはめていますが、今回は軸にサスシャフトを使ったのでハトメは使いませんでした。軸を3㎜ネジでやる場合はアップライトが磨耗しないようにハトメをはめます。

アップライトの内部には1260ボールベアリングを仕込みます。ホイールの軸が6㎜なのでピッタリです。外径はちょっと小さいので巻き物をして調整します。

ステアリングロッドは中央にプラボードで作ったパーツを通します。このパーツの隙間にサーボホーンに付けたネジを通すことになります。
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5.リヤホイール(右)の加工
ギヤのついていないホイールをフロントに2本使いたいので、本来は左フロントに使うギヤつきのホイールを写真のように加工します。左が加工前、右が加工後です。
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6.モーターのノイズ対策
モーターからのノイズでメカが誤作動することがあるので、ノイズキラーコンデンサーを取り付けます(シャーシに組んだあとの写真なので見づらくてすみません。)。
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7.仮組み・塗装
仮組みをして、上下のデッキとシャーシを固定するためのネジ穴をあけます。また自作パーツは白いままだとおもちゃっぽい(おもちゃですが。。。)ので黒で塗装します。
(写真撮るの忘れました。)

8.本組み
上下のデッキとサーボマウントを接着します。アッパーデッキとシャーシはビス止めです。前の穴には長いビスを通してロワデッキもビス止めすると、より安定します。
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ステアリングの軸には1/10RC用のサスシャフトを使い、ボールペンのスプリングでサスペンションにしました。
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9.メカ積み・走行テスト
メカとバッテリーは両面テープで固定します。ビスの頭がジャマなので、プラボードの切れ端をスペーサーにして高さを調整します。
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10.完成!
ボディを載せて完成です。ステアリングの切れ角によってはタイヤとボディキャッチが干渉するので、その場合はボディキャッチの前側をカットします。
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ハイラックスモンスターレーサーJr.のほかニッサンキングキャブJr.も無加工でボディが載ることを確認しています。あとはシールを貼るなり、塗装するなりご自由に。