先週は、最高気温35℃、大雨、最低気温20℃と、なかなかハードな3連休でしたが、そんな中でもいつでもラジコン日和のおーちゃんです。
先日の記事を読み返してみたところ、言葉足らずなところがいっぱいで、修正しきれないので、「初めてのエアブラシ(感想編)」書き直しました。
まず、購入したエアブラシですが、ホントはコンプレッサー式のものを試したかったのですが、コンプレッサー式のものは入門用でもそれなりの値段がするので、お試し用として無駄になるのを覚悟でエア缶式のものにしました↓送料込みで3000円弱でした。
購入前に、いろいろな方のブログやホームページを見させてもらいましたが、やはり①使いこなせなかったらどうしよう?とか、②作品の仕上がり具合によっては缶スプレーで十分じゃないの?とか、③準備や後片付けが面倒で飽きちゃう?といった心配があって、なかなかコンプレッサー式のを買う勇気が持てませんでした。
結論から先に言うと、おーちゃんのように「どうしても迷いが捨てられない。」なら、一度エア缶式の安いやつでお試しするべき、多少の迷いはあっても、少なくとも「模型作りは一生の趣味すると決めている。」なら、入門用のコンプレッサー式から初めてレベルアップするべき、といったところでしょうか。
次に、その理由をちょっと詳しく。
①エアブラシを使いこなせるかどうか。
これはよっぽど不器用な人じゃない限り大丈夫だと思います。そもそも致命的に不器用な人は模型づくりを趣味にしませんよね?
おーちゃんの購入したシングルアクションのハンドピースは、ボタンを押すとエアーと塗料が一緒に出るので、缶スプレーとほぼ同じ感覚でした。缶スプレーよりもボタンが軽いのと、噴射する範囲が狭い分、扱いやすい気もしました。
ダブルアクションやトリガー式のハンドピースも、たぶん大丈夫だろうなと思いました。心配な方は一度安いセットでお試ししてみるのがいいと思います。ハンドピースは、いずれ複数欲しくなると思うので、ムダにはならないと思います。
仮に「自分はエアブラシ塗装そのものに向いてないな。」と思っても、安いセットなら痛手が少なくて済みます。
②作品の仕上がりについて
おーちゃんの感覚では、最初は缶スプレーと大差ないかな?と思いましたが、何度か使ううちに、エアブラシの方が細かい部分に塗料が届きやすいことに気がつきました。
小さな部品に缶スプレーで塗装しようとすると、細かい部分にうまくスプレーできず、何回もやっているうちに、ほかの部分が厚塗りになってしまうことがありますが、エアブラシだとそんなときも上手く出来るので、仕上がりも良いです。
※シルバーのみエアブラシです。
③準備や後片付けについて
これは人それぞれですね。作業環境に左右される部分がありますし、性格も関係しますね。おーちゃん的には、「ちょっと面倒」と「楽しいからまたやりたい!」を行ったり来たりです。
ちなみに、おーちゃん塗装は大の苦手ですし、ラジコンは「走ってナンボ」、プラモデルは「やっぱモーターライズでしょ!」タイプで、作品の美しさよりも、きちんと動くことが大事なヒトです。
それでもなお、エアブラシは「めっちゃ楽しい♪またやりたい!」って思いました。ディスプレイモデル中心にやられている方は、きっと楽しいと思います。
④その他1(経済性)
これはみなさん言っていることですが、長い目でみればエアブラシの方が経済的というか、ムダが少ないです。
缶スプレーの場合、一本500~600円出して買ったのに、1/3も使わずにいつまでも余っている色があったり、余すともったいないからどの作品も同じ色で塗装するなんてことになったりしますよね?
その点、エアブラシなら溶剤などを一度そろえてしまえば、しばらくは一個120円程度のビン入り塗料を買うだけなので、ランニングコストが安く済みます。珍しい色にも気軽にチャレンジできるし、自分で色を作ることもできます。
また、スプレーする範囲が狭いので、塗料自体のムダも少ないです。缶スプレーは広く噴射するしかないので、小さな部品に塗装する場合、どうしてもムダが多くなります。
もちろん、1/10RCのボディなど広い面積を塗る場合は、缶スプレーの方がお手軽だし、キレイに仕上がると思います。
⑤その他2(ハンドピースについて)
おーちゃんはエアブラシ初心者なので、ハンドピースの違いによる善し悪しを語ることはできませんが、おそらくは2つ以上のハンドピースがあると良いと思います。
エアブラシに慣れてくると、部品の大きさや塗装の繊細さなど、用途によって使い分けたくなるでしょう。
また、使用後の清掃が足りないと、前回使った色が混ざってしまうことがあるようなので、「メタリック用とそれ以外」とか、「薄い色用と濃い色用」のように使い分けると、いいのかな?と思います。そうすることで、メンテナンスの煩わしさも少しは気が楽になると思います。
そう考えると、今回購入したセットのハンドピースも、将来的にはブラック専用とか白サフ専用にしてもいいので、ムダにはならないと思います。
【最後に】
エアブラシめっちゃ楽しいです!最近は老眼も入ってきて細かい作業がツライこともあるので、模型作りはもう引退かな?なんて思うこともありましたが、エアブラシが楽しいのでもう少し続けようと思います。
そうなると当然、コンプレッサー式のエアブラシが欲しくなるわけですが、当分の間はエア缶式でもいいかな?と思っています。
長い目でみれば当然、コンプレッサー式の方が経済的ですが、エア缶式だって缶スプレーをたくさん買うよりは効率良く多くの色を使うことができます。
それに、コンプレッサーは、さすがに部屋に常設できないので、準備と片付けがちょっと面倒ですが、エア缶式なら保管スペースが少なくて済むので、手軽です。
きっとコンプレッサーは、がっつり塗装するとき用、エア缶はちょこっとだけ塗りたいとき用みたいな感じで使い分けるんじゃないかなと思います。
なので、今回購入したエア缶式のエアブラシも、ムダにはならずに済みそうです。
というわけで、迷っている方には、このセットをオススメします。
エアブラシの導入を迷っているだけで、模型づくりからの引退なんて考えたこともないという方は、最初からコンプレッサー式のを買ってもいいですね。
↑入門用らしいですが、コレでも十分に使えると聞いています。ACアダプタを一緒に買っても一万円くらいなので、おーちゃんも最初からコレでもよかったかな?と思ったりもします。
ここ2年ちょっとで、缶スプレーを20本くらいは買っているので、一万円のコンプレッサー式エアブラシセットと120円のビン入り塗料20個買ってもあまり変わらなかったなぁ、なんて思います。
今回の記事がみなさんの参考になっていただければ、幸いです。