祝?エイプリルフール!官公庁などでは今日から新年度が始まりますが、相変わらず今日もラジコン日和のおーちゃんです。
「TA-02SW(改)爆走トラクター」シャーシが完成しました!
ん?( -_・)?!
またまたピンときちゃった(笑)。いや、気がついてしまったと言った方が正しいですね。
それがコレ。前後のタイヤ径の違いです。「四駆のトラクターRCを作りたい!」と思ってTA-02を改造したのですが、このコはフルタイム4WDです。
TA-02は、もう何台も組み立てているので確認するまでもありませんが、ギヤを見ると、前後「等速」であることがわかります。つまり、後輪が1回転すれば前輪も同じように1回転します。それのどこが問題かと言いますと・・・
・・・後輪 は1回転すると約40㎝進みますが、前輪は約30㎝しか進みません(写真は左から右に進もうとしているイメージです。)。
ということは、後輪が一生懸命進もうとしても、前輪が「そんなに早く走れないよ~」ってなってしまい、前輪がブレーキになってしまいます。それだと本来のスピードを出すことが出来ません。
本来のスピードが出せなかったら、「F」赤木軍馬の爆走トラクターにならないじやないですか!だからファムキンやくまモントラクターは2駆なのかなぁ。そもそも軍馬のトラクターも時代的に2駆かなぁ?う~ん・・・
悩んだ末に買ってみました、タミヤさんの4WDフロントワンウェイユニットです。。OP.200ってことは、けっこう昔からあったパーツなんですね。コレを装着すると、後輪のトラクションが抜けた時だけ前輪が駆動するようになるそうです・・・って、???ですね。
とりあえず組み立ててみましょう。パッケージを開けると、こんなパーツが入っていまして・・・
デフキャリアを開け、ベベルギヤに替えて先程のパーツを組み込みます。取説どおりに組んだハズですが、取説はTA-03の例で、TA-02の場合はパーツを逆向きに組み込む必要があったようです(泣)。このあとやり直しました。
パーツを組み込んだら、デフキャリアを閉じて、ギヤボックスに戻します。こうなると見た目は普通のデフギヤと同じです。これがそんなにすごいモノなの?
タイヤを浮かせた状態でスロットルを握ると、4輪とも駆動しますが。。。
バックに入れると、後輪だけが駆動します。おぉーっ!名前のとおり、ワンウェイですね。
前進方向に駆動させたあとスロットルを離すと、後輪はブレーキがかかって止まりますが、前輪は惰性で回り続けます。ほほーっ、自転車のギヤと同じ仕組みですね。
これで、直進する時など後輪にしっかりとトラクションがかかっている時は、前輪はただ押されて回転しているだけ、つまりブレーキのかからない状態になりました。
一方、カーブやツルツル路面などで、後輪のトラクションが抜けたときは、前輪も駆動するので安定した走行が可能になるようです・・・が、これは走らせてみないとわかりませんね。
カーブでの走行性能はともかく、これで赤木軍馬のトラクターよろしく、直進だけは爆走できる準備ができました(^o^)v