おーちゃんの今日もラジコン日和

作るの9割走るの1割、ときどきDIY

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その6 完成!)

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ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活しました!!

 

例によって、おーちゃんの加工技術では四駆はムリなので、フロントをチョッキンしての後輪駆動です。

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チョッキンしたギヤボックスにゴミなどが入らないように、フタも作りました(左端の平行四辺形っぽいパーツがソレです。)。

 

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フロント部分は、ステアリングサーボをアッパーデッキとロワデッキで挟み込むスタイルです。デッキの素材は、2mm厚のアルミ板で強度バツグンです。

 

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バッテリーは、KYPOMの7.4v350mAhです。小さいのにパワー十分なので重宝しております。

 

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モーターを定格出力6.0vのものに変更してあります。7.4vで回すので、やや不安はありますが、標準の3.0v用よりはずっと安心です。ノイズキラーコンデンサーを3つ取り付けて、ノイズ対策もバッチリです。

 

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メカは、タミヤのTRE01です。1/10RCにも使える受信機一体型のアンプです。コレを使うことで、ミニ四駆RCも1/10RCも同じプロポで遊べます。

 

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メカむき出しで、前輪の後ろからバッテリーのコネクターも飛び出しており、手作り感いっぱいのスタイルですが、でもコレでいいんです。スイッチのon /offやバッテリー充電の際、ボディを外さなくて良いので、ちょこっと遊びたいときにお手軽なんです。

 

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ウイリーバーには、ミニ四駆用のアルミローラを付けました。バックからの急発進でウイリー走行も楽しめます。 


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フロントアップライトは、100均ハンコのふたで、内側にはボールベアリングを仕込んであります。

ステアリングの軸には、1/10RC用のステンレスサスシャフトを使いました。ボールペンのスプリングを使ったサスペンションも付けてみました。

 

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走行テストの結果は、まあまあでした。モーターがちょっと弱いかなぁ。あまりウイリーしません。直進性と左右の旋回は問題なしです。


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いやー、満足✖2。最後は、こちらもお気に入りのメタルダンプトラックとツーショットです。

 

さて、例によっておーちゃんは作るの9割、走るの1割なので、完成したらそれで満足です。さあ次は何を作ろうかな?

 

 

 

 

 

 

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その5 メカ積み)

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前回までで、車両本体が出来上がったワイルドミニ四駆改造RC。あとはメカとバッテリーを積んだら完成です。


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メカは、タミヤのTRE01です。1/14スターユニットシリーズの受信機一体型のアンプですね。結構コンパクトなのでお気に入りですが、さすがにマンモスダンプのボディには収まる気配すらありません。仕方がないので荷台に載せます。

 

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バッテリーは、KYPOMの7.4v350mAhです。これはマンモスダンプの狭いボディでもギリギリ収まります。

 

さあ、メカ類を載せて完成だ!と思ったのですが、1つどうしても気になります。


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それがコレ(↑)ボディの裏面です。塗装の際の持ち手を付けるため、割りばしをテープで固定した跡です。

塗装の手順として、先に裏面を塗って、乾いたあとで持ち手を付けて表を塗れば、こんなことにはならないのですが、早く完成させたい気持ちとエアブラシをいったん洗うのが面倒な気持ちが重なって、このような事態を招いてしまいました。

 

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「どうせ見えないところだし・・・」とか、「ボディは一度載せたらめったに外さないし・・・」とか、自分に言い訳をしてみたのですが、やっぱり納得できないので裏面だけ塗装し直すことにしました。二度手間ですね。

 

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できました!ちょっと面倒だったけど、エアブラシ塗装が楽しいから良しとします。

 


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さて、今度こそメカとバッテリーを載せて完成です。当然ですが、ボディ裏面の再塗装なんてコレっぽっちも見えません。でもいいんです、趣味の世界ですから。趣味の世界は自己満足の世界です。

 


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というわけで、ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活です!

 

次回は、完成写真いろいろで、これまでのまとめです。

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その4 組み立て)

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前回、パーツの塗装まで出来たワイルドミニ四駆改造RC。今日は、いよいよお楽しみの組み立て作業です。



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まずは、シャーシ兼ギヤボックスの組み立てです。ここは取説どおりにサクサクっと行きたいのですが、フロント部分をカットしているため、このままだと前から見たら中のギヤが丸見えです。


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そこで、5mm角のプラ棒を切って、こんなもの(↑)をつくりました。コレでギヤボックスにフタをして、中が見えないようにすると同時に、ゴミの侵入を防ぐ作戦です。


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シャーシに取り付けると、こんな感じです。フロント用グレーギヤの穴を利用して、ギヤカバーをネジ止めすることで、ギヤボックス全体をガッチリ固定します。


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正面から見るとこんな感じです。いいですねぇ。

 

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後ろ半分できました!・・・と思ったら、モーターの事前準備を忘れていました。


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 使用するモーターはコレ(↑)です。7.4v のリポバッテリーを使う予定なので、3v用の普通の130モーターだと、全開走行したら壊れちゃう恐れがあります。このモーターも定格出力6.0vなので、やや不安はありますが、3v用よりはいいでしょう。


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モーターにコードとノイズキラーコンデンサーを取り付けました。コンデンサーは、プラス極とモーター缶、マイナス極とモーター缶、プラス極とマイナス極をそれぞれハンダ付けします。アッパーデッキとシャーシの隙間にコンデンサーが収まるよう位置を考えてハンダ付けするのがポイントです。

 
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シャーシにモーターをセットして、アッパーデッキをネジ止めすると、こんな感じです。

 
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ロワデッキを土台に、フロント周りを組み立てると、こんな感じになります。あらら?サーボマウントを作るのを忘れていました。

 

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今回、アルミ板でのサーボマウント製作を試みたのですが、イマイチ納得のいく出来にならなかったので、いつもどおりプラ板と5mm 角棒で作りました。


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ステアリングサーボを自作のサーボマウントで挟むように両面テープで固定します。


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アッパーデッキとロワデッキでサーボを挟むように、こちらも両面テープで固定します。

真っ直ぐに、そして真ん中に取り付けられていると良いのですが。手作りパーツは、どうしても若干の歪みやズレがあるので、全体を組み上げてみないと、なんとも言えません。。。


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今度こそ、ステアリング周り完成です!今のところいい感じです。ボールペンのスプリングをはめただけのサスペンションですが、いい雰囲気が出ていると思うのは、おーちゃんだけでしょうか?


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さあ、これでシャーシが出来上がりました。次回、メカとバッテリーを積んでボディを装着したら完成です。

 

 

 

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その3 パーツの塗装)

祝・梅雨明け宣言!今日もラジコン日和のおーちゃんです。

 

前回までで、パーツの加工・製作ができたワイルドミニ四駆改造RC。今回は、おーちゃんが大の苦手としている塗装です。

 

目指す姿はコレ(↓)です。

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GF-01メタルダンプトラックです。コイツとマンモスダンプを兄弟っぽく仕上げたいと思いますが、おーちゃんの塗装技術ではメタルな感じを出すのは難しいので、シャーシをシルバー、ボディをブラックで塗装するだけにします。

 


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使う道具はコレ(↑)、タミヤさんから出ているエア缶式のエアブラシです。評価はいろいろあるようですが、おーちゃんはコレで十分です。


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使用する色はコレ(↑)。ブラックとクロームシルバー。2つで240円です。ここがエアブラシのいいところですよね。缶スプレーだと2本で1000円はするので、エアブラシが無かったら、棚に余していたツヤなしの黒と普通のシルバーで妥協するところでした。

 

さて、ここからは時間との勝負なので、塗装終了まで写真なしです。

 
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まずは、シャーシの各パーツ。まずまずですかね。ちょっと串揚げみたいですね。


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次にホイール。途中で塗料がなくなって、あわてて足したら溶剤が多すぎて、最初垂れてしまったのですが、なんとかリカバリーしました。

 

さて、ボディが困りました。シールを剥がして全体的に塗装するか、シールを生かすためにマスキングするか。

シールを剥がせば全体をキレイに塗装できますが、窓やライトをどうしましょう?ってなるし、シールを生かすとなると、うまくマスキングできるかどうか。。。


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迷っていてもしょうがないので、マスキングしました。って、スプレーしたあとじゃわかりませんね。うまく出来たかどうか、マスキングを剥がすのドキドキです。


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おぉー!思いのほか、うまく出来ました。自分で言うのもアレですが、おーちゃん手先が器用ですね。これで絵心とか美的センスみたいなものがあれば、作品の幅が広がるんですけどねぇ。。。

 

さあ、塗装も出来たし、最後はお楽しみの組み立てです!では、さようならです。

 

 

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その2 オリジナルパーツの製作)

前回、シャーシとホイールの加工まで出来たワイルドミニ四駆改造RC。今回は、オリジナルパーツの製作です。

 

製作するのは、アッパーデッキとロワデッキ、それにアップライトなどステアリング周りのパーツです。

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まずアッパーデッキですが、いつもは2mm厚のプラ板を切り出していましたが、今回はアルミ板にしました。同じ2mm厚なので強度バッチリです!その分、金ノコでギコ✖2は少々疲れました。

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切り口や角をヤスリで整えて、マジックの線を消したらアッパーデッキの出来上がりです。このあと、現物合わせでシャーシに取り付ける穴を開ける予定です。


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金ノコ疲れるので、ロワデッキはこれまでどおりプラ板にしようかとも思いましたが、せっかくなので頑張りました。

 

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いよいよ、この工作の一番の鬼門となるステアリング周りです。アップライトには、いつもどおり100均で買ってきたハンコのふたを使います。


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ふたの上部にホイールの軸を通すための穴をあけます。サイズは6mmちょっとです。


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穴は、太いドリルで一気にあけたりせず、細いドリルから少しずつ太くしていきます。また、電動ドリルではなく、ドリルビットに布切れを巻いて、手作業で慎重に進めます。ドリルチャックもありますが、穴を広げるくらいなら布切れで十分です。

 

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ふたの側面には、ステアリング軸を通すための穴を2つ、それと垂直の位置にピロボールをつけるための穴を1つあけます。

穴は、ふたの端ギリギリにあけます。そうしないと、ホイールを固定するネジの頭とステアリング軸が干渉します。ふたを割らないよう、慎重に作業します。

この穴あけと垂直の位置決めが、走行性能を左右するので、この工作の最も難しい作業です。


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 アップライトの内側には、1260ボールベアリングを仕込みます。そのままだと外径が少し小さいので、写真のようにクリアファイルの切れ端で巻き物を作りました。写真左が巻く前、右が巻いたあとです。

 
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ベアリングの内径は、ホイールの軸とピッタリ同じなので、ホイールをセットしたらネジ止めするだけです。

 
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ステアリングの軸には、1/10RC用のステンレスサスシャフトを使いました。軸を通す穴にはハトメをはめることで、穴を保護し、スムーズなステアリング操作も期待できます。

 


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ステアリングロッドは、3mmネジを2cmほどにカットして、両側にアジャスターをねじ込みます。

アジャスターの間のパーツはプラ板で作りました。中の穴にサーボホーンに取り付けたネジを通して、ステアリング操作をします。

 

これで、概ねパーツの加工・製作ができました。次回は、加工・製作したパーツに塗装したいと思います。

 

 

 

 

 

 

ワイルドミニ四駆改造RC マンモスダンプ復活編(その1 キット標準パーツの加工)

最近また、ワイルドミニ四駆のラジコン化が楽しくなってきたおーちゃんです。

 

直近の作品はコレです↓

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ブルヘッドJr.改めコングヘッドJr.(もどき)です。これを製作するために、以前作ったマンモスダンプのシャーシを使ってしまいました。

 

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↑在りし日のマンモスダンプ改造RCです。今回は、ボディだけになってしまったこのコ(↓)を復活させたいと思います。

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毎度のことですが、おーちゃんの加工技術では四駆を維持したままの改造は難しいので、後輪駆動RCに改造します。

シャーシはブルヘッドJr.のものを使います。最初の写真のコングヘッドJr.を作る際、ランチボックスとブルヘッドのリヤ2つを繋げようとしたのですが、パーツの色が1つはブラック、もう1つはグレーだとカッコ悪いなぁと思い、マンモスダンプのブラックのシャーシを流用したため、このグレーのシャーシ一式が余っていました。

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まず、シャーシとギヤカバーのフロント部分をカットします。上の写真が加工前、下が加工後です。

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次にホイールを加工します。フロントにギヤのついていないホイールを2個使いたいので、本来は左フロント用のギヤ付きホイールを加工して、右リヤ用にします。

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写真左が加工前、右が加工後です。ホイールの内側からカッターで筋をつけて、ラジオペンチで少しずつギヤを折ると比較的キレイに取れます。あとはヤスリで切り口を整えます。


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また、ホイールの軸も少し長いので、カットします。写真左が加工前、右が加工後です。ホビーソーでもカッターでもいいですが、おーちゃんはニッパーでチョッキンしたあと、カッターやヤスリで整えています。

 

これで、シャーシとホイールの加工ができました。次回は、オリジナルパーツの製作です。

 

 

 

 

 

 

初めてのエアブラシ(感想編)

先週は、最高気温35℃、大雨、最低気温20℃と、なかなかハードな3連休でしたが、そんな中でもいつでもラジコン日和のおーちゃんです。

 

先日の記事を読み返してみたところ、言葉足らずなところがいっぱいで、修正しきれないので、「初めてのエアブラシ(感想編)」書き直しました。

 

まず、購入したエアブラシですが、ホントはコンプレッサー式のものを試したかったのですが、コンプレッサー式のものは入門用でもそれなりの値段がするので、お試し用として無駄になるのを覚悟でエア缶式のものにしました↓送料込みで3000円弱でした。

タミヤ バジャー エアーブラシシステム No.4 バジャー 250II エアーブラシセット 74404

 

購入前に、いろいろな方のブログやホームページを見させてもらいましたが、やはり①使いこなせなかったらどうしよう?とか、②作品の仕上がり具合によっては缶スプレーで十分じゃないの?とか、③準備や後片付けが面倒で飽きちゃう?といった心配があって、なかなかコンプレッサー式のを買う勇気が持てませんでした。

 

結論から先に言うと、おーちゃんのように「どうしても迷いが捨てられない。」なら、一度エア缶式の安いやつでお試しするべき、多少の迷いはあっても、少なくとも「模型作りは一生の趣味すると決めている。」なら、入門用のコンプレッサー式から初めてレベルアップするべき、といったところでしょうか。

タミヤ エアーブラシシステム No.20 スプレーワーク ベーシックコンプレッサーセット エアーブラシ付 74520

 

次に、その理由をちょっと詳しく。

①エアブラシを使いこなせるかどうか。

これはよっぽど不器用な人じゃない限り大丈夫だと思います。そもそも致命的に不器用な人は模型づくりを趣味にしませんよね?

おーちゃんの購入したシングルアクションのハンドピースは、ボタンを押すとエアーと塗料が一緒に出るので、缶スプレーとほぼ同じ感覚でした。缶スプレーよりもボタンが軽いのと、噴射する範囲が狭い分、扱いやすい気もしました。

ダブルアクションやトリガー式のハンドピースも、たぶん大丈夫だろうなと思いました。心配な方は一度安いセットでお試ししてみるのがいいと思います。ハンドピースは、いずれ複数欲しくなると思うので、ムダにはならないと思います。

仮に「自分はエアブラシ塗装そのものに向いてないな。」と思っても、安いセットなら痛手が少なくて済みます。

 

②作品の仕上がりについて

おーちゃんの感覚では、最初は缶スプレーと大差ないかな?と思いましたが、何度か使ううちに、エアブラシの方が細かい部分に塗料が届きやすいことに気がつきました。

小さな部品に缶スプレーで塗装しようとすると、細かい部分にうまくスプレーできず、何回もやっているうちに、ほかの部分が厚塗りになってしまうことがありますが、エアブラシだとそんなときも上手く出来るので、仕上がりも良いです。

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 ※シルバーのみエアブラシです。

 

③準備や後片付けについて

これは人それぞれですね。作業環境に左右される部分がありますし、性格も関係しますね。おーちゃん的には、「ちょっと面倒」と「楽しいからまたやりたい!」を行ったり来たりです。

ちなみに、おーちゃん塗装は大の苦手ですし、ラジコンは「走ってナンボ」、プラモデルは「やっぱモーターライズでしょ!」タイプで、作品の美しさよりも、きちんと動くことが大事なヒトです。

それでもなお、エアブラシは「めっちゃ楽しい♪またやりたい!」って思いました。ディスプレイモデル中心にやられている方は、きっと楽しいと思います。

 

④その他1(経済性)

これはみなさん言っていることですが、長い目でみればエアブラシの方が経済的というか、ムダが少ないです。

缶スプレーの場合、一本500~600円出して買ったのに、1/3も使わずにいつまでも余っている色があったり、余すともったいないからどの作品も同じ色で塗装するなんてことになったりしますよね?

その点、エアブラシなら溶剤などを一度そろえてしまえば、しばらくは一個120円程度のビン入り塗料を買うだけなので、ランニングコストが安く済みます。珍しい色にも気軽にチャレンジできるし、自分で色を作ることもできます。

また、スプレーする範囲が狭いので、塗料自体のムダも少ないです。缶スプレーは広く噴射するしかないので、小さな部品に塗装する場合、どうしてもムダが多くなります。

もちろん、1/10RCのボディなど広い面積を塗る場合は、缶スプレーの方がお手軽だし、キレイに仕上がると思います。

 

⑤その他2(ハンドピースについて)

おーちゃんはエアブラシ初心者なので、ハンドピースの違いによる善し悪しを語ることはできませんが、おそらくは2つ以上のハンドピースがあると良いと思います。

エアブラシに慣れてくると、部品の大きさや塗装の繊細さなど、用途によって使い分けたくなるでしょう。

また、使用後の清掃が足りないと、前回使った色が混ざってしまうことがあるようなので、「メタリック用とそれ以外」とか、「薄い色用と濃い色用」のように使い分けると、いいのかな?と思います。そうすることで、メンテナンスの煩わしさも少しは気が楽になると思います。

そう考えると、今回購入したセットのハンドピースも、将来的にはブラック専用とか白サフ専用にしてもいいので、ムダにはならないと思います。

 

【最後に】

エアブラシめっちゃ楽しいです!最近は老眼も入ってきて細かい作業がツライこともあるので、模型作りはもう引退かな?なんて思うこともありましたが、エアブラシが楽しいのでもう少し続けようと思います。

そうなると当然、コンプレッサー式のエアブラシが欲しくなるわけですが、当分の間はエア缶式でもいいかな?と思っています。

長い目でみれば当然、コンプレッサー式の方が経済的ですが、エア缶式だって缶スプレーをたくさん買うよりは効率良く多くの色を使うことができます。

それに、コンプレッサーは、さすがに部屋に常設できないので、準備と片付けがちょっと面倒ですが、エア缶式なら保管スペースが少なくて済むので、手軽です。

きっとコンプレッサーは、がっつり塗装するとき用、エア缶はちょこっとだけ塗りたいとき用みたいな感じで使い分けるんじゃないかなと思います。

なので、今回購入したエア缶式のエアブラシも、ムダにはならずに済みそうです。

 

というわけで、迷っている方には、このセットをオススメします。

タミヤ バジャー エアーブラシシステム No.4 バジャー 250II エアーブラシセット 74404

エアブラシの導入を迷っているだけで、模型づくりからの引退なんて考えたこともないという方は、最初からコンプレッサー式のを買ってもいいですね。

タミヤ エアーブラシシステム No.20 スプレーワーク ベーシックコンプレッサーセット エアーブラシ付 74520

↑入門用らしいですが、コレでも十分に使えると聞いています。ACアダプタを一緒に買っても一万円くらいなので、おーちゃんも最初からコレでもよかったかな?と思ったりもします。

 

ここ2年ちょっとで、缶スプレーを20本くらいは買っているので、一万円のコンプレッサー式エアブラシセットと120円のビン入り塗料20個買ってもあまり変わらなかったなぁ、なんて思います。

 今回の記事がみなさんの参考になっていただければ、幸いです。