どうも。"作るの9割、走るの1割"で日々RCライフを楽しんでいる、今日もラジコン日和のおーちゃんです。
今日は、先日完成した自作ルンバ(的なもの)の製作記です。
10数年前に買った東芝のコードレスクリーナー、エスカルゴ。もう、バッテリーがダメなので、廃棄処分です。
・・・と、その前に工作好きは分解好き。と言うわけでバラしてみました。へぇー、バッテリーは4.8v×2の9.6v仕様だったんだ。
さらに分解。ほぉー、モーターとファンは直結なのね。このあと更に分解しましまが、フィルターとダストボックスだけでした。
おーちゃんは比較的モノを大事に扱うほうですが、それにしても古い割にはキズの少ないこの筐体、捨てるのもったいないなぁ。
と言うわけで、今回は自作ルンバ(的なもの)にチャレンジしたいと思います。材料はタミヤさんの工作キットと100均やホームセンターで買えるものばかりです。
・・・で、いきなりのシャーシ?半完成です。走行はシングルギヤボックスにナロータイヤ。ミニモーター多段ギヤボックスとラダーチェーンで回転ブラシを回してゴミを掃きとる仕組みです。
仮の電源とスイッチを取り付けて、試運転してみました。う~ん、イマイチ。回転ブラシ用のギヤボックスをサイズの都合でタミヤさんのミニモーター多段にしたのですが、トルクが足りず、回転が止まってしまうことがあります。しかも、大きなゴミはともかく、おーちゃんが何とかしたかった削りカスのような小さなゴミは上手く掃けません⤵️
と言うわけで、作戦変更です。回転ブラシ方式は諦めて、フロアーモップ方式にします。回転ブラシがなくなった分、見た目がスッキリしました。
裏から見たところです(↑)。シャーシの前後を支えるためにボールキャスターを取り付けました。
シャーシ裏にモップシートをテキトーに貼り付けて、2号機の試運転です。
うん、今度はイイ感じ♪ちゃんとゴミを吸着しています。しかしキタナイですね。お食事中のみなさん、ごめんなさい。
さてさて、このままでは直進運動しかできず、一回イッたらイキっぱなしです(表現がアレで重ね重ねすみません。)。
そこで、Amazonを物色してこんなもの(↑)を買いました。「Perfkレシーバーセット」お値段1270円です。そう、"今日もラジコン日和"のおーちゃんですから、マイコンとかセンサーとかは使いません(「使い方を知りません。」が正しいかな。)。
と言うわけで、今回の正しいタイトルは「ルンバ的ラジコンを自作する」になりますね。保証書どころか説明書すらないプロポセットでしたが、問題なく(仮)接続できました。さあ、ドキドキの試運転です。
おぉーっ、ちゃんと動きます!超信地旋回もバッチリです♪プロポセットに関しては、いろいろと言いたいことはありますが、一応は正常に動いたので良しとしましょう。
ただし、部屋の隅っこは上手く掃除できません。丸型でコーナーブラシもないから当たり前ですね。。。けど丸型であることが大切なんです。
だってそうじゃないですか。四角い筐体なら隅々まで掃除できるかもしれないけど、だったらコレ(↑)で十分なんです。遊びなんだから、あくまでもルンバ「的」丸型にこだわりたいわけです。
そうこう言っている間に、モップシートの取付パーツを改良しました。って、100均のカラーボードにマグネットを埋め込んで、空き缶から切り出した鉄板を貼り付けただけですが。。。
シャーシ裏には、ステンレスプレートとモップシートのズレを防ぐためのストッパーを貼り付けました。わざわざステンレスプレートを買わなくても、ここも鉄板で良かったなぁ。まあ、100円だからいっか。
で、先ほどのマグネット付きカラーボードにモップシートを巻き付けて・・・
シャーシ裏にポン。我ながら良いアイデアだと思います(笑)。
試運転がうまくいったので、仮接続だった配線類をハンダ付けし、レシーバーと電池ボックスを固定しました。また、ギヤボックスにゴミが入らないよう、マスキングテープでフタをしました。
続いてはボディというか、筐体の製作ですが、まずはボディマウント。4個で100円の発泡スチロールキューブです。
ボディ本体は、これまた100均でPPシートというものを買ってきました。おっきいプラバンですね。これを・・・
細長く切って丸くしまして・・・
シャーシにハメます。PPシートは大小2つの円を貼り合わせて、小さな円がシャーシに引っ掛かるようにしたので、そのままでもハマりますが、一応、裏からグルーガンで補強しました。また、先ほどの発泡スチロールキューブには、フタをマグネットで固定するための鉄板を貼り付けました。
フタはコレ(↑)。家に余っていたカラーボックスの背板を丸く切り出したものです。紹介するのを忘れていましたが、シャーシの材料も同じです。背板を使わずに組み立てたカラーボックスがいくつかあったので、ちょうど良かったです。
木目調もいいかな?と少し思いましたが、ルンバ「的」に仕上げるならプラスチック感があった方が良いかと思いまして、PPシートを丸く切り出しました。
板とPPシートを合わせるとこんな感じ(↑)です。 木目が少々透けていますが、まぁいいでしょう。
続きまして、本体起動用のプッシュスイッチです(↑)。レシーバーにもちゃんとスイッチはあるので必要ないのですが、ルンバ「的」に見せるために、あえて筐体の上面にプッシュ式のスイッチを配置します。
スイッチを取り付けました。ホントは本物のルンバのように真ん中に付けたかったのですが、あとの作業がラクな方を選んじゃいました(汗)。
フタの裏にマグネットテープを貼り付け、スイッチの配線をハンダ付けしました。
フタを本体にマグネットでポンッとやれば、ルンバ「的」お掃除ロボット(っぽいもの)の完成です!
おっと、一番大事なエスカルゴの筐体を取り付けるのを忘れていました。これが使いたいがために作り始めたお掃除ロボットなのに(汗)。
プロポと一緒にもう1枚。今度こそルンバ「的」お掃除ロボットの完成です!!
結構実用的ですよ♪(お食事中のみなさん、度々すみません。)。
夏休みの時期なので、自由研究の参考に今回の材料費を記録しておきます。
・タミヤ シングルギヤボックス 712円×2
・タミヤ ナロータイヤセット 518円
・タミヤ ボールキャスター 388円
・ダイソー PPシート 108円×2
・ダイソー ステンレスプレート 108円
・ダイソー スチロールキューブ 108円
・ダイソー カラーボード 108円
・ELPAプッシュスイッチ 348円?
・ELPA電池ボックス 247円?
・ELPA バッテリースナップ 157円?
・Perfkレシーバーセット 1270円
?がついているものは、ほかの工作の余りものなので正確な値段を忘れました。このほか、両面テープや配線用のコード、カラーボックスの背板などは、元々ウチにあったものを使いました。